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酔句会短信
                          平成27年1月
 句の心湧き立ち出づる初湯かな 伸彦
俳句を志した人にとって、お湯が出るように、句があとからあとから出てくればまさに快感。初湯がそんな場であればとても嬉しいことです。酔句会の初句会は1月21日銀座の中華料理店で行われましたが、その時出された兼題が「初湯」でした。
 初湯には飲むぞ湯船でひとり酒 英治
 初風呂に浸かって思う退職後 ひろ子
 子沢山初湯と言はれ終い風呂 お軽

 家族が一堂に会する正月。楽しいこと、笑うことが多いのですが、ふと来なくなった年賀状に、或いは別のなにかに寂しさを感じることもあるようです。
 まだ赤子動いただけで初笑い 英治
 星の数増えた気がする去年今年 賢
 夫の背に老いの見えたる三日かな お軽

 そんな、正月気分を吹き飛ばすように、現れたるは「雪女」。もうひとつの兼題です。小泉八雲の民話によると、雪女はきこりの男に恋をして、子供を宿したそうですが、各地の伝承ではどんな雪女が描かれているのでしょうか。そして、あなたが会った雪女は…
 なぜ灯る恋の炎よ雪女 賢
 地吹雪ぞ戻れ迷うな雪女 俊夫
 風の渦草の穂と揺れ雪女郎 潔
 
 どうやら雪女も去って静かな冬の風景が戻ってきたようです。雪がコンコンと降っています。一般に雪より雨が多くなるのは、二十四節気での「雨水」2月19日頃、3月句会はその約一か月後の18日に開催されます。
 こもりゐて雪の言葉をあるかぎり お軽
 初あられ残った一顆隠したり 和生
 雪おろし膝を伸ばして鱈の鍋 花筏
 苔寺の苔の浄土や寒の水 潔
                           (賢) 
2015.01.26 / Top↑
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まとめ
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