秋の酔句会員の自然減には太刀打ち出来ずこのたびは、僅か四名の出句とまことに淋しい結果となりました
右の(  )内は選句者です。
(尚残念ながら長谷川さんの投句は締切に遅れ、
回は選句の対象となりませんでした。)

笠原 明
  到来の団子とカレー敬老日   (昭一)
  星月夜鎌倉彫の夜なべの灯  (昭一、克博、和生)   
  群れ翔ぶを妻訝しむ秋茜   (昭一、和生)
  無残やな熟柿の堕ちて潰えたり   (克博)
  蘇る隠れ銀杏や八幡祭   (昭一、克博)

真名子 昭一 
  鰯雲の空かき分けて大銀杏
  曼珠沙華此の家のあるじいずこにか  (克博)
  塀のきわ今年も此処か彼岸花     (和生)
  虫すだく遠く何処かでドアチャイム   (明、克博)

青木 克博
  鳴く虫の声聞いてゐる鳴かぬ虫    (明、昭一、和生)
  こぼれれば地にも香りて金木犀   (明)
  日暮れて刈田に遊ぶ子のひとり     (明)
  分校の最後の授業残る菊         (明、和生)
   新米の飯ばかりの飯山頭火
  
長谷川 和生
    洋花にとり囲まれてフジバカマ
   一坪の為朝社にやぶ蚊棲む
   三原山裏砂漠にススキ穂波
   大島のシコンノボタン海に染む
    頂に近づく程に松虫草
 
平成二十四年十一月 酔句会世話人 青木克博
                       編集・掲載  カルチャー部会幹事 
                              内田則子
2012.11.19 / Top↑
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