第1回S&L会 講演要旨
「『山の日』を作ろう!!

■講師 成川 隆顕さん
    テレビ朝日社友、日本山岳会評議員、「山の日」制定協議会代表幹事
■日時 2013年9月13日(木)
■場所 テレビ朝日社友会(六本木ヒルズタワー16階)B会議室
■資料 パンフレット「山を考える」4種(知識編、健康編、動物編、安全編)
    コピー4種①成川さんのリポート『山と博物館』から「にっぽんに「山の日」をつくろう」、②「ローツエ・シャール1965」から、③「チョンムスターグ(6962m)」から、④「崑崙で思ったこと」から
■内容
 (何故「山の日」なのか)
 ①国民の祝日として7月の第3月曜日は「海の日」である。そこで世界有数の山岳国日本として、是非「山の日」を同様の祝日として制定を目指したい。
 ②配布した4種のパンフレットは「山の日」制定協議会(日本山岳協会、日本勤労者山岳連盟、日本山岳会、日本山岳ガイド協会、日本ヒマラヤンアドベンチャートラストの5団体が加盟)で作成した。
 ③それによると、「わが国の国土は7割近くが広い意味での山であり、その多くを森林が覆っている。古くから日本人は山を信仰の対象として崇め、森林の豊かな恵みに感謝し、自然とともに生きてきた。」として、「山の恩恵は渓谷の清流を生み、我が国を囲む海へと流れ、生きとし生けるものを育むたけではなく豊かな心をも育んできた。」と謳っている。
 ④そして「我が国の文化は「山の文化」と「海の文化」の融合によってその根幹が形成されてきたと言われている。」として、国民の休日として是非「山の日」の制定を提案したいと結んでいる。
 ⑤そもそも海がきれいで豊かであるためには山が大きく影響している。「山の日」を制定することで日本人の心に、山を大切にしよう、山を楽しもう、子供たちに美しい大自然を残そうと言う気持ちがより一層強まり、山から川へ、川から海へ自然を守る意識が繋がっていくと考えられる。
 ⑥府県ごとに「山の日」はあるが、バラバラで且つ例えば静岡県の「富士山の日」が語呂合わせで2月23日になっていて登山には不可能である。やはり国民の祝日として、山の日に相応しい日を考えたい。
 (テレビ朝日と山について)
 ⑦本来テレビ朝日は、開局以来1959年7月の槍ヶ岳中継始め山と熱心に取り
組んできた民放テレビ局である。その後も大谷映芳君がネイチアリングなど
でがんばってきた。しかしながら今はNHKが世界レベルでイギリスBB
C・アメリカABCと組んで素晴らしい映像を作っている。
⑧自分(成川)は東京オリンピックの時、エベレスト初登頂したシェルパのテ
ンジンと会った。日本山岳会が招聘したもので、その後日本人がエベレスト
に登頂した。
 (「山の日」をいつにするか)
 ⑨年間で祝日の無い月は6月と8月である。子どもに親しみを持たせるには
夏休みの8月よりも6月がよい。山の緑が輝き、且つ梅雨の直前の晴れの
日が統計的にも多い6月の初めが良いと思われる。案としては、分かりや
すく6月1日とする案、また連休を考えて「海の日」のように、6月の第一
月曜日とする案、さらには6月ではないが現行の「みどりの日」を「山の
日」にしてはどうか等出た。
「山の日」が来て、“そうだ山へ行こう!”となるようにしたい。
⑩今年4月10日、超党派の国会議員による「山の日」制定銀連盟が設立され
た。会長は衛藤征士郎さん、最高顧問は日本山岳ガイド協会会長の谷垣禎
一さん。来年1月の通常国会での議案提出を企図している。
 (その他)
 ⑪トヨタ自動車の重役によると、良く出来る社員ほど会社以外の時間の使い
方が上手であること、山に登るには時間がかかるが新しいエネルギー・力
を山から得る事が出来るとのことである。
 ⑫「別れの一本杉」等の作曲家で日光市に住む船村徹が地元紙の下野新聞で
「山の日」を作ろうと呼びかけている。今後野口健や三浦雄一郎等にも参
加してもらい活動を広げたい。
 ⑬「海の日」は運動して制定まで30年かかった。1000万人が署名した。「海
の日」は海の恵みと海運国日本をアピールした。
「山の日」の運動では山の恵みと山でボーっとしようという、ゆるキャラ
で考えたい。
 (事務局長から)
 ⑭S&L会は初めての試みとして第1回を実施したが、是非参加した社友の
方々のご意見をお伺いしたい。社友会の会員であれば誰でも参加できます。
次回以降について改めて連絡させていただきます。

                  以 上
2013.09.28 / Top↑
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